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【ぴいぷる】歌は生きていく活力…大月みやこ「今が一番幸せだと思っているわ」 55周年でまさか!の発言も (1/3ページ)

 「歌い手になりたいと思ったことは一度もございませんでしたの」

 歌手生活55周年を迎えた大御所演歌歌手の口からまさかの発言だ。ちょ、ちょっと待ってくださいよ。

 55年という年月について、「年月を重ねてきたというよりは、ずっと続けてきたことだから…」とさらり。1964年のデビュー以来、地道に歌い続け、ブレークしたのは何と20年後。

 「歌手生活の前半は日の目を浴びていない切ない時代だって言われることもあるんですが、私にとっては毎日歌えることが幸せだったのよ。確かにテレビに出る機会は少なかったけれど、大スターの前座でも歌を聴いてもらえるステージがあることがうれしくてね。やせがまんじゃないの」

 いわゆる“苦節”の20年だが「普通なら5年、10年たって芽が出なければ、故郷に帰るって人もいるけど、誰も帰れって言わないし、家族も帰ってこいって言わなかったから」と振り返りながら「うふふ」と笑う。

 そんな歌うだけで幸せだった歌手が一皮むけることになる。スタッフが一新したのだ。そこで強烈な思いを突きつけられる。

 「自分だけいい気持ちで歌っていてはいけないってダメ出しされたんです。聴いている人に何かを感じてもらえるように歌を届けないとダメだって言われたの」

 本人いわく「歌い手の意識改革だったわ」という一撃だった。しかし、それがヒットにつながる。83年に発売した『女の港』だ。2年以上かけてロングセラーとなったこの曲で86年にはNHK紅白歌合戦にも初出場を果たした。

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