記事詳細

小川彩佳アナ 異例ずくめTBSデビューから見る“小川主導” (3/3ページ)

 ◆アンカーが30分間無言

 デビュー初日はこんな珍事も起きた。同番組でアンカーを務める元朝日新聞編集委員の星浩氏(63)が、冒頭の挨拶以降、30分間一言もしゃべらなかったのだ。TBS報道局のベテラン記者が語る。

 「元農水事務次官による殺人事件や、高齢ドライバー問題、最新ネット事情など多岐にわたって取り上げていきましたが、しゃべるのはほとんど小川アナと各コーナーのゲスト解説者で、星さんが一切コメントしない。画面にすらほとんど映りませんでした。いままでの星さんは、各ニュースで一言は挟んでいたので、番組を見た記者たちも驚いていました」

 サブキャスターの山本恵里伽アナ(25)も相槌を打つ程度で、まさに“小川無双”状態。

 「かつて『23』は筑紫哲也さん(故人)のための番組でした。以降、膳場貴子アナ(44)、雨宮アナと続きましたが、ここまでキャスターが前面に出てきたのは、小川アナが初めて。“小川彩佳のNEWS23”にするという意気込みを感じました。今後も小川アナ主導の企画がいくつも進んでいると聞いています」(同前)

 その分、小川アナの両肩には重い責任がのしかかる。ある大手テレビ制作会社の幹部が語る。

 「有働アナが『news zero』に移籍した時も、局側が、『やりたい企画は積極的に取り上げます』とオファーした経緯がある。大物キャスターを口説く時の常套句です。しかし、数字が低迷すると、結局は番組主導に戻る。有働さんも今ではあまり企画に口を挟まなくなっているようです。元来TBSは外様に厳しい文化なので、失敗すれば同じことになりかねない」

 これから小川アナの真価が問われる。

 ※週刊ポスト2019年6月21日号

NEWSポストセブン

関連ニュース