記事詳細

【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】「しょくない」仕事をしている芸人から…「玉さん、パーティーに顔を出してもらえません?」 (1/2ページ)

 東京・名古屋・大阪、いわゆる東名阪にあるスナックを取材する「人生酒場」という番組を担当しています。これはしっかりとテレビ局と制作会社と私の会社を通している仕事で、「闇営業」ではありません。

 関西では事務所を通さない裏の仕事を「闇営業」と呼ぶのですね。関東では事務所を通さない内緒の職をヒックリ返して「しょくない」と呼んでいます。前者の方が何か法を犯しているような呼び方だと感じてしまいますが、まぁ事務所を通さず仕事をして金を稼ぐということですから、やってることは変わらないんですけどね(笑)。

 今から10年ぐらい前のことでしょうか。しょくない仕事ばかりやっている芸人仲間から「玉さん、ちょっとパーティーに顔を出してもらえません? 車代ぐらい出してもらえると思うので…」との誘いがありました。

 聞けば反社会的な組織が開催するパーティーではありません。予定も空いていたので、「オレもあの団体は好きだから、挨拶するつもりで顔出すよ」と返答して当日を迎えました。

 お祝いごとのパーティーですから自分だけ登壇して挨拶をして車代だけもらうことを良しとせず、私名義のスタンド花を出し、会場のホテルに向かいました。主催者さんは、私ごときからのお祝いのスタンド花と来場に大変喜んでいただき、ステージで10分ほど挨拶をしました。

 和やかなパーティーはお開きになり、主催者からお車代をいただきました。一度は「結構です」と言うのがやり取りの礼儀です。「そんなことを言わず、出した方も引っ込められないんだから、玉ちゃん」とありがたくいただき、会場を後にしました。

関連ニュース