【桂春蝶の蝶々発止。】“本当の芸人”の世界は舞台にしかない!? 「清潔さ」だけ求めるマスコミに魅力なし… (1/2ページ) 桂春蝶の蝶々発止。
お笑い芸人が、反社会的勢力のパーティーに会社を通さずに出席していた問題で、吉本興業が「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんや、「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんらを謹慎処分にしたニュースが世間をにぎわしています。
これ、最初にウソをついたので印象が悪いのは分かります。だけど、私は「そんなに悪いことなの?」と思いますよ。
まず、このイベントには代理店が入っていて、ホテルで行われたパーティーだったと、ベテラン芸人さんがテレビ番組で話していました。その形式の仕事って、われわれには山のようにある。コンプライアンス(法令順守)重視は理解しますが、それが「犯罪集団」なんて普通は分からないですよ。
この問題が明るみに出たとき、吉本興業は、仲介した「カラテカ」の入江慎也さんを「即刻、契約解消」にしました。このことが、関わった芸人たちに恐怖を与えたのだと思います。彼らにも守るべき家族などがいる。それでウソをついてしまった…。これって、そんなに悪ですか? かわいい人間の弱さやん(笑)。
日ごろ、テレビで楽しませてくれてるんです。こういう時こそ、「十分反省して戻っておいで」と受け止めてあげましょうよ。宮迫さんの出演シーンが全部カットされたテレビ番組を見て、「社会から消される」怖さを感じました。