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【勝負師たちの系譜】将棋界のスターたち 本業以外で人気…貴重な有名人 (1/2ページ)

 この2~3年、将棋界と将棋の棋士は、マスコミによく登場するようになった。どんな形にせよ取り上げられるのは、有り難いことである。

 ただマスコミが追いかけるのは、一般の人が知っているスターだけだ。いやスターと言うより、有名人と言うべきか。

 一人のスターが、その世界を一気にメジャーにすることはよくある。卓球は、今は日本人が世界で活躍する注目のスポーツだが、以前はゴールデンタイムに放送するなど考えられない、マイナースポーツだったと思う。これを一気に注目させたのが、愛ちゃんこと福原愛さんだ。極端に言えば、彼女一人で、世間の注目を引いたのである。

 ゴルフは元々メジャーであったが、石川遼選手のスターぶりは異常だった。トップ選手になる前から「今回の大会では石川は優勝できなかった」という報道はあれど、誰が勝ったかほとんど言わないという、信じられない報道が続いたのである。

 将棋界の藤井聡太七段のデビュー時も、似た状態が現れた。まだタイトルに届いていないのに、ニュースの途中で藤井が勝ったとか、果ては休憩時間に何を食べたかが報道される、異常事態となったのである。それだけ藤井にスター性があるということだ。

 羽生善治九段の七冠制覇の時も大変だったが、こちらは実績を見せつけた後の話。もっとも本業だけでスターになったのは、この2人だけかも知れない。

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