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【シネマパラダイス】ロバート・レッドフォード役者人生の集大成「さらば愛しきアウトロー」

 82歳のロバート・レッドフォードが実在のアウトローを演じる役者人生最後の集大成。

 1981年、テキサス州の銀行。青いスーツを着た老紳士は女性行員に上着の中の拳銃をチラっと見せ、にこやかに「金を入れてくれ」とバッグを差し出した。彼の名前はフォレスト・タッカー(レッドフォード)、74歳。銃を使うが一度も人を傷つけたことがないスマートな紳士強盗だった。恋人役にシシー・スペイセク。デヴィッド・ロウリー監督。12日公開、上映時間1時間33分。

 【ホンネ】16回脱獄と銀行強盗を繰り返した実在の人物と聞いて驚き。ユーモアとシャレ心にあふれた主人公を『明日に向かって撃て!』『スティング』でアウトローばかり演じてきたレッドフォードが自分の人生を投影させるかのように描き、実にエレガント。(映画評論家・山形淳二)★★★★

 ★5つで満点

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