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【奈良崎コロスケ 音楽とおじさん】第12回 予想外の出会いにドキドキ!? ネット普及以前の「バンドメンバー募集」事情

 ネットの普及でバンドのメン募事情は激変。以前は楽器屋やスタジオ、ライブハウスにチラシを貼って、電話で応対して、実際にプレイを聴いて……と、メンバーになってもらうまでに非常に時間がかかるものでした。音楽雑誌のメン募コーナーに電話番号や住所を載せていたのも今は昔の物語です。

 今やルックスやプレイを確認してから会うのが普通だし、SNSで募集して当日に意気投合、なんてこともあるでしょう。ただ、顔の見えない相手との出会いだからこそ生まれる奇跡があるのも確か。どんなプレイヤーがやってくるのかわからないあのドキドキは、なかなか味わえるものではありません。

 さて、ドラムだけおじさんというバンドはけっこうありますが、代表的なのはペイヴメントの初期メンバー、ギャリー・ヤングでしょう。メンバーが利用していたスタジオの経営者だった彼は、図々しくもバンドに口出しをし始め、10歳以上年上にもかかわらずメンバー入り。その強烈なキャラクターは日本でも人気が高く、「ロッキング・オン」で「オヤジに訊け!」という人生相談の連載まで持っていました。結局クビになっちゃったけど、ギャリー、いま何をしているんだろう?(奈良崎コロスケ)

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