記事詳細

夕刊フジ新連載小説8・5スタート! 真山仁「レインメーカー」

 夕刊フジにてご愛読いただいている伊藤潤・作「茶聖」は8月2日(金)で終了し、5日(月)から真山仁・作、小沢信一・画による「レインメーカー」が始まりました。医療過誤の裁判に取り組む弁護士の奮闘を描き、誰もが当事者となり得る、病院での死そして医療の現実に迫るエンターテインメント小説です。ご期待ください。

 ■人々の視点を重視して描く医療の“いま”

 【作者の言葉】これまで、経済や政治、企業のあり方などについて、世の中を俯瞰(ふかん)するような視点を織り交ぜて物語を紡いできましたが、本作はそういった要素が薄くなると思います。むしろ、日々を暮らす人々の視点をより重視しながら、医療の“いま”を描いていくつもりです。物語を身近に感じながら、考え、そして楽しんでくだされば、うれしいです。

 ■あらすじ 雨のように大金を降らせる弁護士を人は「レインメーカー」と呼ぶ。主人公は医療訴訟で第一人者と目される敏腕弁護士の雨守誠(あまもりまこと)42歳。数々の訴訟で患者側に立ち、億単位の賠償金を何度も獲得してきた。だが、一転して医療側に立ち、医療過誤の原告の訴えを退ける判決を勝ち取るべく闘う。「遺族は善で医者は悪だと誰が決めたんだ!」…現代の医療をめぐる問題をえぐる意欲作にご期待ください。

 ■真山仁(まやま・じん) 1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。2004年、『ハゲタカ』でデビュー。『ハゲタカ』シリーズはドラマ、映画化され大きな話題に。他の著書に『ベイジン』『コラプティオ』『黙示』『売国』『雨に泣いてる』『当確師』『バラ色の未来』『オペレーションZ』『アディオス!ジャパン 日本はなぜ凋落したのか』など多数。