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【帯ドラマ劇場 週刊やすらぎの刻~道】海軍病院で働くしのと再会した三平 「死なないで、絶対に死なないで」 (1/2ページ)

 ■先週のおさらい

 徴兵拒否をして山へ逃げた鉄兵(平山浩行)を探すため山狩りが始まった。捜索隊に加わった、鉄兵の狩猟の師匠である山おじ(麿赤兒)は公一(佐藤祐基)たちに、山の奥で暮らす人たちのことを知っているかと聞く。山おじは鉄兵が、その人たちの住むかなり山奥まで逃げたのではないかとみて、自分が説得して連れて帰るつもりだっだ。

 戦争の影響は、小野ケ沢の寺の鐘を供出するほどまでになった。昔、ニキビ(関口アナン)たちと寺の境内で遊んだことを思いだす公平(風間俊介)。

 海軍にいった公次(宮田俊哉)あての手紙を書いている途中で眠ってしまった公平は、幸子(木下愛華)に起こされた。庭に「公次兄さんがいる」と。公平が、庭に立っている公次に声をかけると、笑みを浮かべ敬礼をして消えた。不吉な思いが公平たちの胸をよぎった。

 しかし、ある日公次からの手紙が送られてきた。検閲で何カ所も塗りつぶされていたが、元気そうな様子。しの(清野菜名)と手紙のやりとりをしていることがうかがえ、赤十字の本部を訪ねることを勧めていた。

 そして迎えた昭和18年元日。しのから手紙が来た。そこには、横須賀の海軍病院で下働きをしていることが書かれてあった。毎日、輸送船で戦地から次々と運ばれてくる傷病兵の処置に目の回るような忙しさだという。