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謹慎芸人の無節操復帰…甘くないか!?吉本興業 関係者「一斉に謹慎が解けたというのは不思議な話」

 お笑い芸人による闇営業問題は、謹慎処分を解除された吉本興業の芸人たちが舞台に復帰し始め、収束の一途をたどる。しかし、暴力団関係者と酒席をともにした芸人までが一律で処分解除というのも違和感を覚える話だ。

 19日に謹慎が解けた吉本芸人は11人。その中にはスリムクラブ(真栄田賢と内間政成)と2700(八十島宏行と常道裕史)も含まれている。

 「この2組については、雨上がり決死隊の宮迫博之らが参加した特殊詐欺グループの宴会とは別の暴力団関係者の宴会に参加し、ギャラを受け取ったとして無期限の謹慎処分となりました。その2組も含めて一斉に謹慎が解けたというのは、不思議な話です」と演芸関係者。

 「彼らが無期限の謹慎となったのは、暴力団関係者とは知らなかったとはいえ、コンプライアンスを重視する会社としては、より重大な事案だと判断されたからです。それが、他の芸人と同じタイミングで解除になるのは不可解です」とも。

 この状況について、芸能文化評論家の肥留間正明氏はこう見る。

 「吉本は問題を長引かせたくないのか、幕引きが早すぎる。謹慎はわずか2カ月ほど。無期限だった2組も同時に謹慎を解くというやり方は、改革が始まったという、どさくさに謹慎を解除したようにしかみえない。信念も何もない、場当たり的な、まさにくらげのような復帰の仕方だ。吉本興業として今後のあり方をみせるためにはもっと厳しくするべきだった」

 さらに「復帰を喜ぶ声ばかりが報じられているが、謹慎の期間というのは、自分の人生をしっかりと見直し、仕事を続けていく上で何をなすべきなのかを考える時間。復帰に浮かれているばかりでなく、ここでしっかりと考えないと淘汰されることになるだろう」とも指摘している。

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