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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「良かったこと」》夏バテ救った映画 (2/2ページ)

 同社の武部由実子社長は8月、ホームページで、公開を望む多数の声が寄せられた一方、「公開などすべきではない」という反対意見も多く届いたことを明かしたうえで、「『事件と作品は別』という観点から公開に踏み切ることに決めた」と発表。また、その中で、「スタッフとキャストが積み上げフィルムに焼き付けた“一瞬、一瞬という時間”を大切にしたい」として、本編の再編集を行っていないことも説明している。

 その意味は映画を見れば分かる。限られた空間の中で感情をぶつけ合う、その場限りの舞台を見るような映画なのだ。だれかをカットすれば成り立たないし、撮り直せば同じ熱量が焼き付けられるか分からない。唯一無二の作品を世に出すという覚悟を感じた。

 残念ながら犯罪に手を染める芸能人は後を絶たない。子供たちの憧れを集める仕事だけに、簡単に復帰できてはならないと思う。上映にはこれからも賛否があるだろう。一概に「良かったこと」として紹介することはできないが、少なくとも夏バテの記者を救い出し、家族へのやさしい気持ちを取り戻させてくれたこの映画に、個人として感謝することは許してほしい。(ゆ)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。9月のお題は「良かったこと」です。