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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】ラグビーという“スクール”がボクに教えてくれたこと (2/2ページ)

 試合を見て自然とルールも体にしみて、一気にとりこになりました。タレントにありがちなW杯開催中だけの「にわかファン」になりたくないので、即、ラグビーの教則本を買いあさり、勉強を始めました。まぁ、その行為自体が「にわかファン」かもしれませんが…。

 開幕2日目の昼間、歌舞伎町はさまざまな国のユニホームを着ている外国人であふれていました。親子3人でアルゼンチンのユニホームを着る家族もいました。

 男の子はまだ5歳ぐらいでしょうか。日本とアルゼンチンの時差は12時間。男の子は完全な時差ボケのまま試合会場に向かい、家族でアルゼンチンを応援したのでしょう。もしかしたら会場の声援を子守歌に眠ってしまったのかもしれません。でも、家族で日本に来て応援したことをお土産に持って帰ってほしいと願いました。それは、形ないけれども、思い出をお土産に持ち帰ってもらうことが開催国としてのおもてなしの心だからです。

 スナックでも、このおもてなしの精神を忘れてはいけない。ラグビーはこうしたことも私に教えてくれたのです。ラグビーというスクールに入学して、私は更生していくのかもしれません。

 ■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう) お笑い芸人。1967年6月22日生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入り。TBSラジオ「たまむすび」(金曜)、TOKYO MX「バラいろダンディ」(火曜)にレギュラー出演中。2013年から一般社団法人全日本スナック連盟会長。著書に「スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界」(講談社)、「スナックの歩き方」(イースト新書)など。

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