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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】一番懐かしかったのは風邪薬のCM 50周年記念番組「ザ・タイムショック」 (1/2ページ)

 「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句も地球温暖化の前にはむなしいが、陽が落ちるとさすがにひんやり。そんな9月24日夜、生放送のNHK「うたコン」を見たら、元キャンディーズのランちゃんこと伊藤蘭が歌っていた。

 楽曲は「春一番」。季節感などおかまいなしではあるが、あわてて画面に食い入った。オヤジ、3人ではミキちゃん(藤村美樹)が好みだったが、ともあれ、普通の女の子に戻って以来41年ぶりの生歌唱という。老眼の目には、驚くほど今も変わらず美しい。

 ぶわーっと、いろんな思いが駆けめぐった。とても書ききれないが、彼岸の翌日の放送ということもあり、スーちゃん(田中好子)がこの世にいないさびしさが余計に募った。キャンディーズの一番の魅力は3人の歌声のハーモニーだった。

 「キャンディーズ、いい歌がたくさんあるので、これからもチャンスがあったら、歌っていきたいなと思っております」と歌唱後に話したランちゃん。ソロ歌手活動に水を差すつもりは毛頭ない。提案がひとつある。キャンディーズの楽曲をソロで歌う場合、当時の録音トラックからランちゃんパートを消し、そのランちゃん抜きの音源にかぶせて歌うという手法は(今の技術で)とれないものか。あのハーモニーこそが命だから。

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