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【ぴいぷる】池松壮亮「黒澤明監督の作品を超える気概がなければ、映画を撮ってはいけない」 映画『宮本から君へ』主演 (1/3ページ)

 「このタイトルに込められた本当の意味は何なのだろう。そう考えながら演じていました」

 こう自問自答しながら挑んだ映画の題名は「宮本から君へ」(全国で公開中)。大ファンという漫画家、新井英樹氏の同名のロングセラーコミックスが原作だ。熱狂的な支持者が多い“伝説の主人公・宮本浩”を全身全霊で体現することで、「ようやくタイトルの意味が理解できました」と言う。

 宮本は人一倍正義感が強いが、世渡り下手で不器用な青年。先輩の友人、靖子(蒼井優)に恋した彼は「俺が靖子を守る」と宣言する。だが、不器用ゆえに次々と試練が訪れる。それでも決して逃げずに不条理な現実に必死であらがう宮本…。役者生命を懸けた満身創痍(そうい)の姿は圧巻で胸に突き刺さる。

 ■理論派であり実践派

 「平成最後の年に撮影し、令和元年に公開される。この映画は平成の時代に生まれ、育った俳優としての僕からのメッセージ。“君”とは映画の観客、あなたです!」

 現在29歳だが、俳優としてのキャリアは長い。10歳のときに劇団四季の人気ミュージカル「ライオンキング」の主人公ヤングシンバにオーディションで抜擢されデビュー。13歳でハリウッド大作「ラストサムライ」で人気スター、トム・クルーズと共演し、映画俳優として鮮烈な世界デビューを飾った。

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