【立川志らべ 週刊BSマップ】異常な時代に生きた人間のギリギリの姿… BS12「バビロン・ベルリン」 (1/2ページ) 立川志らべ 週刊BSマップ
★「バビロン・ベルリン」<10月4日(金)午後7時 BS12>
4日午後7時からBS12 トゥエルビで放送開始されるのが、ドイツのテレビドラマ「バビロン・ベルリン」です。
舞台は1929年、ワイマール共和国時代のドイツ。ケルンからベルリンに赴任してきたゲレオン・ラート警部は地下シンジゲートのポルノ犯罪を捜査している。しかし、戦争によるPTSDに苦しみ薬物に頼るゲレオン。昼は記録係、夜は別の顔を持つシャルロッテ。2人は、次第に革命と金塊が絡む巨大な陰謀に巻き込まれていく…。
お恥ずかしいことに、ドイツの歴史にはかなり疎く、ワイマール共和国といわれるとワイマール憲法しか浮かんでこない始末。
ただ、ドイツは第一次世界大戦で多額の賠償金を払うこととなり、苦しみ、揚げ句の果てにナチスが政権を握り、領土拡大路線に舵を切ってしまった、ということくらいは存じておりました。
そこで、文明の利器であるインターネットを使ってワイマール共和国を調べたところ、1919年にワイマール憲法を制定、そこから始まったとのこと。そして1933年にヒトラーがナチス政権を発足したことにより崩壊したのです。