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【テリー伊藤 狸の皮算用】松坂大輔の現役続行は“空気を読まないすごさ”も感じられる (1/2ページ)

 プロ野球選手の現役引退はさまざま。自ら「生涯一捕手」と標榜(ひょうぼう)した野村克也さんは、南海の監督兼捕手を解任後、ロッテ、西武と渡り歩いて、ボロボロになるまで現役を続けた。元中日の山本昌さんは50歳まで現役を続け、通算219勝をマークした。

 一方、40歳のシーズンで19年連続で30本塁打を放った王貞治さんは、「王貞治のバッティングができなくなった」と惜しまれながら引退した。

 来年9月に40歳になる“平成の怪物”松坂大輔投手は中日を退団し、来季の現役続行を望んでいる。松坂は5年前の暮れ、3年12億円でソフトバンクに入団したものの、3年で一軍登板は1試合。自由契約後、中日に入団し、昨季は6勝でカムバック賞を受賞したが、今季はキャンプでファンと接触して右肩を負傷し、1軍登板2試合で0勝1敗だった。

 来季は年俸8000万円からの大幅減は必至。世間体もあるから1500万円ぐらいに落ち着くのではないか。迎える球団側としても、こういう具合に報道されることも含めて営業面でプラスになるという思いもあるんじゃないか。

 将来、松坂が指導者になったとき、選手の肩をたたかなきゃいけない場面もあるだろう。そのときに何と言って引退を促すのだろうか。

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