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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】慶大アメフト部員“女風呂盗撮”事件 “犯罪”自体を隠そうとした大学…「公表せず」という言葉の不愉快さ (1/2ページ)

 「慶應アメフト部関係者内で『刑事に強い弁護士はいないか』『示談交渉がうまくできる弁護士がいたら紹介してくれ』と騒々しかったのですが、あとで、ああ、このことだったのかとわかりました」(慶大OB)

 10月15日、慶應大学アメリカンフットボール部がHP上で〈部内において複数の部員による著しく不適切な行為があったことが認められたため、無期限で活動を自粛いたします〉と発表した。

 名門運動部の大層な事態にもかかわらず、肝心の「不適切な行為」は具体的に示されず、ちんぷんかんぷん。しかし、同HPは続けて〈今回の件を厳粛に受け止め、再発防止と部の再生に全力で務めてまいります。また本件につきましては、教育的観点およびプライバシー保護の観点から、詳細は公表いたしかねますが何卒ご理解いただければ幸いです〉。

 今回の件? 本件? いったいなにを、どう理解すればいいのか。ひとえに「公表せず」という言葉だけが不愉快に突き刺さる。テレビ各局は活動自粛を報じるも、HP発表をなぞるだけで、視聴者からすれば隔靴掻痒、意味不明だったに違いない。

 「アメフト部内で隠蔽しようとしたのは“女子風呂盗撮”事件です。今年の夏合宿で、部員2人が女子マネジャーらの裸を露天風呂場でスマホを使って盗撮し、その映像を面白がって部員に拡散した。しかし悪事がばれ主犯は即刻退部処分にされましたが、映像を受け取った他の部員も不本意であっても“共犯関係”になりうるのではないかと部内で喧々囂々。被害者女性やその保護者を説得してなんとか表沙汰にならないよう水面下で動いてきたものの、一部マスコミにその情報が漏れたと知って、慌てて発表したのです」(別の慶大OB)

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