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【酒井千佳の気分は明朗快晴】人の命を左右する気象情報…適切に伝えることが責務! (1/2ページ)

 平日の夕方に天気予報をお伝えしています。

 晴れ、曇り、雨、暑い、寒い…。単純な情報ですが、どのような伝え方が一番伝わるのか、悩みながら試行錯誤しています。

 特に最近は大雨などの被害が大きく、伝え方ひとつで受け手の印象が変わってしまうと考えると重大な責任を感じます。

 毎日昼から打ち合わせをしています。どのような画面を使って、どのようなことを伝えるか、スタッフさんと話し合って決めていきます。

 この打ち合わせでは 意見が対立することもしばしば。テレビ制作のプロであるディレクターは、より視聴者の注意を引きつけるような画面や文言を考えてます。一方、気象の専門家である気象予報士は、本当に正しい表現なのか、自分の予想した天気が伝わる表現はどういうことなのかという視点で考えます。

 ディレクターの考えた内容に「それは言い過ぎです」というようなやりとりもしばしば。バランスを取りながら伝え方を考えています。

 お伝えしている予報はひとつのように見えますが、予想というのは何パターンも想定されます。「大雨」とお伝えしていても、その可能性がかなり高い場合、中程度の場合などさまざまです。

 雨の可能性が低い場合でも、大きな影響を及ぼすと考えた場合には強調して伝える必要があります。逆に降ったとしてもそれほど影響が大きくない場合、限りある時間の中で伝える必要はない(もっと伝えるべき事柄がある)と判断する場合もあります。

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