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【シネマパラダイス】“男の映画”手がけてきた白石監督が家族ドラマを描く! 「ひとよ 一夜」

 「凶悪」「孤狼の血」など男の映画を手がけてきた白石和彌監督の新作は、劇作家・桑原裕子が率いる劇団KAKUTAが初演した舞台の映画化。子供のために一大決心を実行した母親と、母の行動で人生が激変する3人の子供のその後を描く、迫真の家族ドラマになっている。上映時間123分。8日公開。

 雨の夜、タクシー会社を営む稲村家の母こはる(田中裕子)はDVの夫を殺して警察に出頭した-。15年後、こはるが帰ってくる。長男の大樹(鈴木亮平)は電器店で働き、長女の園子(松岡茉優)は寂れたスナック勤め。東京でフリーライターをしている次男の雄二(佐藤健)も帰郷するが、地元のいやがらせがエスカレートしていく。ある日、堂下道生(佐々木蔵之介)がタクシー運転手に応募してくる…。

 【ホンネ】開始そうそう「おかあさん、さっきお父さんを殺しました」という田中のドスの効いたせりふにガツンとやられた。子供たちの話なのに田中の迫力がすごく、家庭は母親を中心にまわっていることを実感する。白井監督は家族の話もうまい。 ★★★★★

 ★5つで満点

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