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沢尻エリカ、薬物所持も尿鑑定「シロ」 弁護団に“無罪請負人”加わり逆襲か 元マトリ課長「否認に転じれば難しい捜査」 (1/2ページ)

 合成麻薬MDMAの所持容疑で女優、沢尻エリカ容疑者(33)が逮捕された事件が急展開だ。尿からはMDMAを含む違法薬物の成分が検出されず、弁護団に「無罪請負人」の異名を取る河津博史弁護士が加わった。警視庁の今後の捜査や、起訴された場合の公判にも少なからぬ影響が出てきそうだ。

 警視庁は沢尻容疑者の自宅から粉末状のMDMA0・09グラムを含むカプセルを押収。沢尻容疑者は「私のものに間違いありません」と所持を認め、入手の経緯について「数週間前にクラブのイベント会場で知人からもらった」と話している。

 大麻やコカイン、LSDなども「10年以上前から使用していた」という沢尻容疑者だが、科学捜査研究所の尿鑑定では全ての違法薬物の成分が出ず、「シロ」だった。それでも立件できるのか。

 「起訴される可能性は8割といったところだろう」とみるのは元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏。「所持で有罪となるには、所持の認識がなければならない。自宅を捜索した際、積極的に薬物の場所を告白したのか、警察から何度もうながされたのかという発見までのプロセスが重要になる」と解説する。沢尻容疑者はMDMAの隠し場所を自ら告白したとされる。

 また、0・09グラムという所持量は「『微量』ではなく『少量』にあたり、起訴には相当する」と指摘。起訴され、公判になった場合、懲役1年6月、執行猶予3年が妥当とした。

 一方、元厚労省近畿厚生局麻薬取締部捜査第1課長の高濱良次氏は、「本人が認め続ければ、立件までは問題ないが、否認に転じた場合は難しい捜査を強いられる」とみる。

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