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大人もハマる『仮面ライダーゼロワン』、どこが面白いか (1/2ページ)

 元号が平成から令和になって初めての『仮面ライダー』となる『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)。「AI=人工知能」をテーマに、ライダーとテロリストが戦いを繰り広げるが、その内容が大人も楽しめると話題だ。同作の見どころについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。

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 令和仮面ライダーということで注目される『仮面ライダーゼロワン』。主人公・飛電或人(高橋文哉)は、多くの職場で人間の役にたつAIロボット・ヒユーマギアを扱うAI企業「飛電インテリジェンス」の若き社長である。

 だが、「滅亡迅雷.net」というテロリスト集団により、悪と化したヒューマギアが突如人間を襲う事件が続発。或人は仮面ライダーゼロワンに変身して戦う。一方、ヒューマギアを監視する組織エイムズの隊長不破(岡田龍太郎)と刃(井桁弘恵)もそれぞれ仮面ライダーバルカンと仮面ライダーバルキリーに変身。暴走ヒューマギアを食い止めようとする。

 複数の仮面ライダーがそれぞれ武器を駆使し、さらにアイテムを用いて別の顔に変身する。それだけでもかなり複雑な上、最新技術により、天にも届く勢いで跳ぶわ消えるわ、爆発するわとハイスピードの激闘が続く。正直、藤岡弘、のライダーキック世代の私は目が回りそうだが、それでも「ゼロワン」が面白いと思えるのには、ワケがある。

 ワケその1は、主人公が意外にのんきなこと。実は或人は元売れないお笑い芸人なのである。父(山本耕史)亡き後、会社を引き継いだが、外見も茶髪にパーカで、とても社長には見えない。考えてみれば、人間とAIの共存や悪意による操作など、現実的でむちゃくちゃシリアスな話なのだが、そんな状況でも或人はついギャグを言う。それがまったく面白くないのである。彼の横にはいつもチャーミングなヒューマギアの社長秘書イズがいて、彼がつまらないことを言うたびに「あるとじゃーないと!」と付け加え、つまらないムードのダメ押しをするのがお約束だ。

NEWSポストセブン

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