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梅宮辰夫さん、全身がん壮絶死…81歳 「仁義なき戦い」などヒット作 (1/2ページ)

 「仁義なき戦い」や「不良番長シリーズ」などのヒット作で知られる俳優、梅宮辰夫(うめみや・たつお)さんが12日午前7時40分、神奈川県内の病院で死去した。81歳だった。梅宮さんは今年3月、週刊誌に昨年9月に前立腺がん、今年1月に尿管がんの手術を受けていたことを告白するなど、全身にわたるがんと闘っていた。

 「辰兄ィ」の愛称で親しまれた梅宮さん。30代半ばに睾丸がんになって以降、肺がん、胃がん、そして2016年の十二指腸乳頭部がんと合わせ、計6度のがんを克服し、親友の死を乗り越えて病魔と闘い続けていたがついに力尽きた。

 尿管がんを発症後、左側の腎臓を摘出。半年以上前から週3回、神奈川県内の病院で1回4時間にわたる人工透析を受けるなど、病院に近い神奈川・真鶴に自宅を移し、闘病を続けていた。

 「仁義なき戦い」などの実録もので迫力あるコワモテを演じてきた恰幅の良かった体格も、最近は体重が減ってすっかり細身になっていたが、通院の合間に仕事もこなしていた梅宮さん。

 今年7月には、テレビ朝日系ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」の収録に参加。1年10カ月ぶりのドラマ復帰で、主演の石坂浩二(78)の父親の幽霊役を演じ、元気な姿を見せていた。

 1958年(昭和33年)、東映ニューフェイス5期生に合格。翌年に映画デビュー。60年代後半から70年代にかけては「不良番長」シリーズや「仁義なき戦い」シリーズなどで人気を博した。