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【中本裕己 エンタなう】映画館で見るべき涙のエンディング! 映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」

 「後半は涙をこらえるのに必死だったが、ついに決壊してしまった」「最高のエンディングをありがとう」

 映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(公開中)を見終えた50代の友人たちから、同じような感想が聞かれた。中には、「もやもやする場面があるので、もう一度見て確認したい」という人もいて、リピーターもますます増えそうだ。

 創造主ジョージ・ルーカスが紡いできたスカイウォーカー一族の宇宙叙事史を、J.J.エイブラムス監督が一身に背負い、9作目にして王道のエンディングを迎えたのは間違いない。

 ネタバレを極力避けるため、シリーズ全般の音楽を担当したジョン・ウィリアムズ(87)の辣腕を称えたい。

 これは単なる劇伴の映画音楽ではない。登場人物たちやキャラクター、希望と暗黒、宇宙の陰と陽を投影した一大組曲の集大成なのだ。そういう意味で、ホルストの「惑星」のようでもあり、「9」というシリーズの終着点は、ベートーヴェンの第9交響曲に匹敵すると思った。あまたの人民の力は、人類愛への合唱であり、「レイア姫」のテーマは、ソプラノ独唱のようにひときわ涙を誘う。

 エンディングテーマがいつまでも終わらないでほしいという思いにかられた。映画はもちろん、それを彩る音楽も劇場の大音響で聴いてこそ。年末に向けて動画配信のCMが盛んに流れているが、この作品は映画館で見てほしい。

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