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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】歴代最低視聴率…NHK紅白歌合戦“惨敗”にこれだけの理由 スポーツ偏重のくどい演出がアダに (1/2ページ)

 「まさか今回、歴代最低の視聴率とは…、NHKは大変な衝撃です。オリンピックイヤーの次回を成功させるため、選曲や構成、演出面で見直しが迫られるのは必至です」(NHK幹部)

 令和初の紅白歌合戦の平均視聴率(第2部)が37・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。かつては視聴率80%超のお化け番組が、2部制を導入した平成からは40~50%台を推移、週刊文春が紅白プロデューサーの制作費横領事件を報じた2004年に一気に紅白離れが起き、初めて40%を切った経緯がある。

 「それ以降はなんとか40%前後を推移していますが、あの手この手で看板番組を維持してきた。サザンとユーミン、北島三郎がフィナーレで盛り上げた前回には及ばないものの、39%はいくだろうと期待していましたが…」(同前)

 神回と絶賛された前回に比べても、ビートたけしや竹内まりやを担ぎ出すなど、人選で著しく劣っていたとは思えない。やはり演出に難があったといえよう。

 「ほうれい線くっきりのAI美空ひばりは似ていなくて、ドン引きでした。『まるで本人がよみがえってきたようですね』とおべんちゃらを言うのも恥ずかしいくらいです。年配のファンは物珍しさでテレビを見たかもしれませんが、ひばりの歌とAI像のギャップが大きく、『こんなんじゃない』と、さすがにしらけてしまった」(音楽記者)

 NHKのスペシャル番組で「AI美空ひばり」を特集したとはいえ、本人の過去映像を使って紹介したほうがむしろ良かったかも。そして今回はラグビー日本代表や来季オリンピック選手を招待し、国民的スポーツ行事をテーマにできたにもかかわらず、全体の統一感に欠けていたような印象を受けた。

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