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【CS・BS 今週の狙い撃ち】“わかりにくい”面白さ 「X-ファイルザ・ムービー」

 ★「X-ファイルザ・ムービー」〈1月18日(土)午後8時55分 スカパー!CS624FOXムービー〉

 昨年、NHKの大河ドラマが低視聴率だと話題になりました。その低視聴率の理由で多く挙げられていたのが「わかりにくい」という意見です。

 私は年間を通して見ていたのですが、「わかりにくい」とは思いませんでした。SNSなどでは「面白い」という意見も散見しました。あの内容で難解だといわれてしまったら、地上波のドラマは今後厳しい状況になってしまうのでしょうね。

 海外のヒットしているドラマは「いだてん」など問題にならないほど難しい言葉やシチュエーションが登場します。もはや、海外のドラマを見ている人には日本のドラマは物足りないものになってしまったのではないでしょうか。

 18日午後8時55分からスカパー!FOXムービーで放送される「X-ファイル ザ・ムービー」は、アメリカのテレビドラマの劇場版です。超人気ドラマなので、ご存じの方も多いでしょう。

 Xファイル課の閉鎖後、現場任務にまわされたFBI捜査官のモルダーとスカリーは、ビル爆破事件の責任を問われます。そんなある日、モルダーの前に父の友人と名乗る医師が現れ、爆破されたビルに、謎の死を遂げた少年とその救助にあたった救助隊員の死体があったことを告げます。調査を始めたモルダーは、おそるべきエイリアン・ウイルスと、その背後にある秘密機関の正体を暴いていく…。

 近年のドラマや映画はやはりテロを扱ったものがとても多いのですが、本作もそういった話は出てきます。しかし、「X-ファイル」シリーズは一貫して超常現象を扱ってきたドラマなのです。テロというリアルな話題と、エイリアンというオカルト的な話題を絡ませ、日常をほんの少し超えたところにある怖さを際立たせていきます。

 原始時代、宇宙人、テロ、ウイルス、権力、陰謀、アクション。これらが絡みあった素晴らしいエンターテインメント作品といえるでしょう。世界は「わかりにくい」なんて言いません。(横川メロディー)

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