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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】「ゴーン被告逃亡」と「米のイラン司令官暗殺」 世界混迷…ルール無用のデスマッチ? (1/2ページ)

 朝のワイドショーというのは、今、この瞬間の日本社会の「雰囲気」を一番コンパクトに表現していると思っている。また、局側の社是が浮き彫りになる点も注目すべきであろう。

 実際にその中で働いている方からも話を聞いているが、テレビ局にとって朝のワイドショーというのは、野球で言うところの一番打者である。

 いろいろな意味でのムードメーカー的役割であり、他の時間の番組のように容易な番組変更や司会の交代なども行わない。マスメディア不況真っただ中ではあるが、局側としても可能な限りの先鋭スタッフを集め、世間の関心なども深くリサーチするという。

 2020年の年明けの月曜日、今年初の朝のワイドショーを私は朝から楽しみにしていた。私は一番「骨太」な雰囲気を売りにしている某チャンネルを選ぶことが多いが、最初の内容は「ゴーンさんの極秘出国」と「アメリカによる、イラン国民的英雄ソレイマニ司令官の暗殺」であった。

 昨年末は芸能人の結婚ラッシュや、違法薬物問題などがかなり騒がれたが、その手の話は二番手以降であったというのが印象的であった。

 しかしその番組が「ゴーンさん」と「イラク問題」を続けて放送したことに、私はとても意味深いものを感じた。

 その2つの大事件はまったく無関係のようだが、実は多くの点で共通点があると感じていたからだ。

 その共通点とは「ルール」というキーワードである。

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