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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】ロンブー淳の“完璧”プロデュースだけじゃない! 田村亮「復帰」が温かく迎えられたワケ (2/2ページ)

 あるとき、淳から「家にこもってばかりだと家族も息苦しくなるから外出したほうがいい」と忠告され、家族のために野菜炒めを作ろうとスーパーに出かけたときのこと。ひさしぶりの外出で、びくびくしながら食品売り場で買い物していると、「ざわついていると思って振り向いたら、SHELLYと陣内(智則)さんがおってん、テレビカメラと。わ、最悪って思って」「ヒルナンデスのロケか。地上波出られないんだから、進んで映り込んじゃえばよかったじゃん。あとであの金髪、誰ってなるよ」「いやいやいや、やめてよ。野菜を全部棚に戻して、全速力で家に帰りました」。

 そんなエピソードがポンポン飛び交うステージに観客が爆笑し、亮も芸人らしい明るさを取り戻していった。その後の反響を見ると、淳の完璧なプロデュースや賢さが大絶賛されている。

 もちろんそうだとは思うが、それだけじゃない。会場での吉本興業や関係者の熱心なサポートを見ると、亮の人柄あってのことだと実感した。そしてなにより、コンビっていいなと思えるライブだった。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。

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