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【アニメソングの女王・堀江美都子伝説】私が「紅三四郎」の主題歌 テレビの前で正座しちゃった (1/2ページ)

 歌の大好きな少女が大きな転機を迎えることになる。それが、1966年に出演した「日清ちびっこのどじまん」(フジテレビ系)だった。少女は、司会の大村崑の前で、大好きだった「ドナドナ」を歌い、準優勝した。

 「おばが応募したんですよ。本選に出て、チャンピオンにはなれなかったけど、フジテレビの合唱団に入って、そこからコロムビアにスカウトされたんです」

 そして、とんとん拍子に11歳でデビューが決まる。アニメ「紅三四郎」の主題歌だった。

 「すでに放送は始まっていて、主題歌は美樹克彦さんが歌っていたんです。私、最初のテレビアニメっ子世代なんで、紅三四郎も見ていたから、もう美樹さんの歌が聴けなくなるのは寂しいなって思ったんですよ。で、いただいた曲が演歌だったので“私じゃないよなあ”とも思ったんです。そのころ、コロムビアには天童よしみちゃんもいたので、演歌だったらよしみちゃんだろうと…」

 とにもかくにも画面から自分の歌が毎週流れるようになった。それは不思議な体験だった。

 「それまで畳敷きのお茶の間でほおづえついて見ていたのが、自分の歌が流れるんだから、“かしこまり感”って言ったらなかったですね。もういきなり正座ですよ」

 次に歌ったのが、「ハクション大魔王」のエンディング曲「アクビ娘の歌」だった。当時エンディングでは、堀江の顔写真やプロフィルもテロップで表示されていた。

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