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【アニメソングの女王・堀江美都子伝説】「キャンディ・キャンディ」はずっとそばにいてくれる“親友” (1/2ページ)

 その歌との出会いは運命だったのだろう。

 1976年10月から放送が始まった「キャンディ・キャンディ」(テレビ朝日系)はあっという間に大ヒットし、社会現象となった。その主題歌を歌ったのが堀江だ。

 「私、それまではかわいい男の子の話や冒険ものの主題歌が多くて、少女アニメってあまりなかったんですよ。でもお話をいただいて、絵を見たとき、これはキラキラしているなとトキメキました。本当に申し訳ないんですが、そのときは『マーガレット』や楳図かずお先生の漫画を読んでいて『なかよし』は読んでなかったんです…」

 しかし、作曲家の渡辺岳夫氏の言葉に心が震えたという。

 「岳夫先生は『これは100万枚、売れるぞ』ってノリノリだったんです。ストーリーを聞くと、キャンディはいじめられても前向きで、しっかりした子だと。とても元気で明るい子を歌で表現するには、スタッカートで弾むように歌いなさいと教えていただいて」

 バロック調のイントロではじまる曲は、明るいテンポから転調してしっとりを聴かせ、最後には「サヨナラね」と明るくしめくくる。

 「岳夫先生は、この最後の“ね”の部分をうまく歌えたら、100万枚売れるんだとおっしゃって。もう“ね”だけで、何回もテイクを重ねましたよ」

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