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【シネマパラダイス】アメリカ文壇の時代の寵児は架空の人物だった! 「ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏」

 アメリカ文壇に登場し時代の寵児(ちょうじ)となった美少年作家J・T・リロイ。実は彼は架空の人物だった! その一大スキャンダル事件をJ・Tを演じたサヴァンナの視点からジャスティン・ケリー監督が描く。

 親元を離れたサヴァンナ(クリステン・スチュワート)は兄の元を訪れ、J・T名義で本を出す作家のローラ(ローラ・ダーン)と出会った。そんなローラに頼まれ、男装してJ・Tにふんすることとなったサヴァンナ。最初は遊びのつもりだったが…。

 クリステンの魅力がたっぷり味わえる1時間48分。14日公開。

 【ホンネ】心の機微を丁寧につづり、2人の女性に共感が持てる仕上がりに。やはり、自分がついた嘘は自分自身を最も苦しめるのだと痛感しつつ、情報をうのみにしないようにと、固く心に誓う。(映画評論家・安保有希子)★★★☆

 ★5つで満点

 ☆=星半分

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