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44年ぶり大名跡復活! 神田伯山が起こす講談界の“地殻変動” (1/2ページ)

 時の人だ。講談師の六代目神田伯山(36)。初代から五代目までが全員名人だった大名跡の44年ぶりの復活に、真打ち昇進披露興行が行われている東京・新宿末広亭は連日立ち見の大盛況。11日の初日は徹夜組が40人近く並んだ。

 初日の披露口上で、落語芸術協会の会長で『笑点』司会の落語家の春風亭昇太(60)は「前座のときは何の輝きもなかった、大丈夫かなと思った」と軽くディスり、超満員の客席に「こんなに入るなら、来月くらいにまた名前を変えてもらって」と笑わせた。

 二ツ目時代、神田松之丞として名前と顔を売った。『松之丞カレンの反省だ!』や『お願いランキング』内の『太田松之丞』(ともにテレビ朝日系)、『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(TBSラジオ)で毒舌を吐き、2019年には『徹子の部屋』も出演した。

 「二ツ目でいっぱいやってきたという自負があるので(昇進・襲名に)そこまで感傷的になっていない」

 初日の披露興行後の記者会見で、伯山はクールに言い切った。松之丞と伯山の違いは責任だという。「寄席のトリを取る責任。これまでもいろんな会でトリは取りましたが、寄席の重みは違う。3000人入るホールより新宿末広亭は緊張する」と打ち明けた。とはいえ初日公演に「緊張しなかったです」。強心臓だ。

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