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【昭和歌謡の職人たち 伝説のヒットメーカー列伝】作曲家・井上大輔、色あせぬストック曲は100以上! 「ブルー・シャトウ」「ランナウェイ」など (1/2ページ)

 1967年、ジャッキー吉川とブルー・コメッツの「ブルー・シャトウ」が大ヒット。GS全盛の中で一味違う大人の雰囲気を持っていた。

 「森と泉に囲まれて」の歌い出しを「森とんかつ 泉にんにく」とする替え歌で子供までが歌っていた。アマチュアバンドは「ブルー・シャトウ」をエイトビートのリズムの練習曲にした。

 自分たちでオリジナルを作ったビートルズに憧れて日本もGSブームが起きたが、オリジナルヒット曲は難しかった。ブルコメが、メンバーの井上大輔さんの自作曲を作っており、大きな存在だった。

 やがてGSブームも下火になった72年から井上さんは作曲家に転身。荻野目洋子「ディセンバー・メモリー」、郷ひろみ「2億4千万の瞳」、西城秀樹「一万光年の愛」、フィンガー5「学園天国」、シャネルズ「ランナウェイ」、「機動戦士ガンダム 哀 戦士」の主題歌など多くのヒット曲を生み出す。

 80年代に入ると、楽曲依頼はジャンルを問わずコンペが多くなる。CMソングでは日常だったが、流行歌の世界もにわかに増えた。若い世代のディレクターが増えると、どうしても大御所を避け、自分たちの世代で競争させながら新しい楽曲と若手クリエイターを育てたいという傾向になる。平たく言えば、大御所にはでき上がったものにNOとは言いにくいというのもあるだろう。

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