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【織田哲郎 あれからこれから】チームリーダーとしての「資質」…残念ながら私にはなかった (1/2ページ)

 皆さんはプロデューサーと呼ばれる人が実際何をする人か、ご存じでしょうか。

 まずお金に関する責任者がエグゼクティブ・プロデューサー、音に関する責任者がサウンド・プロデューサーと呼ばれます。

 そしてサウンド・プロデューサーは、作詞作曲編曲すべてを自分でする人から、すべてを人に任せる人までいます。どういう形であれ、最終的な音の責任者というわけです。

 プロデューサーという名称が小室哲哉さんによって世の中に広く認知されたので、作詞作曲編曲すべてを自分でする人が普通なのかと思われがちですが、それはかなり珍しいケースなのです。通常プロデューサーは、アーティスト本人が楽曲制作に携わらない場合、誰に作詞作曲編曲を依頼するかを考えて、その仕上がりに責任を持ちます。

 アーティストやバンド自身が楽曲を自分たちで作る場合、全体のまとまりやコンセプトを考えたり、どうすればもっと楽曲のクオリティーが高くなるかを話し合ったりといった、ある意味チームリーダー的な役割が大きくなります。

 こういった形でのプロデューサーとしては、BOOWYやJUDY AND MARYなどをプロデュースした佐久間正英さんが有名ですね。

 相川七瀬のプロデュースについては、作詞作曲編曲から演奏まで、ほぼ私1人でやっています。

 1998年頃、私は他にあと3つのバンドにプロデューサーとして関わっていました。ただ、これらのバンドはみな自分たちで音を作ることができたので、作詞作曲編曲について、私は監修といった立場で、どうしても本人たちだけだと収拾がつかないときには参加するという形でした。

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