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【帯ドラマ劇場 週刊やすらぎの刻~道】公平の長年の友、ハゲも逝く 「変わらないのは山並みだけだ」 (1/2ページ)

 ■先週のおさらい

 根来翔(菅谷哲也)と木宮詩子(渡辺早織)の縁談がまとまったのもつかの間、あのマムシこと荒巻三次(眞木蔵人)が突然、根来公平(橋爪功)宅に現れた。三次は大手酒造会社が試験栽培を始めたというブドウの苗を持ってきていた。これからはワインの時代だという三次の言葉に翔も意欲を示す。翔はすぐに圭(山村憲之介)に相談し、ブドウの育て方のアドバイスを受け、耕作放棄地を提供してもらう。そこは昔、公平の兄・三平が好んで出かけていた場所だった。

 翔は、師と仰ぐ鉄兵がかつて住んでいた家を建て直して詩子との新居にすることに決めていた。金をかけず、二人の力だけでやろうという翔に詩子も「すごい、ワクワクしてきた」と大乗り気。

 そんな時、村のとりまとめ役の荒木が行方不明になった。認知症による徘徊だった。あの強欲だった荒木が…と公平たちは時代の流れをかみしめる。

 さらに、公平の親友・ハゲ(ミッキー・カーチス)が心筋梗塞で倒れ、息を引き取った=写真。公平は、ハゲやニキビ(山本圭)たちが、満州に旅立っていく前日に祥恩寺の墓地で集まった遠い昔を思い出していた。ハゲの妻・伴子(澤井孝子)も寝たきりのため、息子の良彦(濱津隆之)が引き取ることになり、また一軒、小野ケ沢から去った。「変わらないのは山並みだけだ」と公平。

 そんなある日、根来家に電話がかかってきた。しの(風吹ジュン)が電話を取ると、「俺だよ俺」。しのは翔の異母弟の昇だと思い込み、「電車の網棚に置き忘れた会社の金を持っていかないとクビになる」と言われるまま、あわてて125万円もの金を振り込もうとする。