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【テリー伊藤 狸の皮算用】芸能界でさらに磨かれた「クセ者」 巨人・元木ヘッドコーチに期待! (1/2ページ)

 巨人の元木大介コーチの評判がすこぶるいい。今季は内野守備兼打撃コーチからヘッドコーチに昇格し、15日からの沖縄・那覇での2次キャンプでも、競争心をあおって、選手のモチベーションを上げているという。

 練習は厳しいものの、上から押しつけることはせず、休みもきちんと取らせて、若手選手たちからも慕われている。昨年、巨人が5年ぶりにセ・リーグを制した裏には、明るい性格で選手を引っ張ったことも大きい。

 原辰徳監督が元木コーチや宮本和知一軍投手チーフコーチを就任させたとき、私も含め、巨人ファンの多くは「バラエティー番組などで面白おかしくしゃべっているような人たちを起用して大丈夫か?」と思ったものだ。それはいい意味で裏切ってくれた。

 元木コーチは現役引退後、バラエティーではチャラチャラした洋服を着ていたんだけど、練習グラウンドや球場に行くときは必ずスーツを着てネクタイを締めていた。野球の現場は特別な場所という思いだった。そんな真摯(しんし)な姿勢と野球に対する熱意を原さんは見ていたんだろう。

 現役時代から鋭い観察眼と瞬時の的確な判断が持ち味。当時の長嶋茂雄監督から「クセ者」の愛称を授かったけど、引退後、バラエティーでもクセ者手腕を発揮して、お笑い芸人たちからいろいろなことを学んでいたんじゃないか。お笑いの人たちはバカをやって自分を下に見せて笑ってもらう一方、裏ではものすごく勉強し、頭の回転も養っている。

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