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【酒井政利 時代のサカイ目】CMで話題の「thea」と「sumika」 ノスタルジックな声に心つかまれる (1/2ページ)

 世界中に新型コロナウイルス禍が暗い影を落とす中、JTのドラマ仕立ての企業広告第5弾が、心を温めてくれると評判だ。“ひとのときを、想う。”をキャッチフレーズに、2年前から始まった大切な人への“想い”を歌に乗せて表現する企業広告シリーズ。

 今回は「姉妹篇」で幼い頃から姉のマネばかりしてきた妹と、個性的な妹に憧れながらも嫉妬している姉。そんな2人の心の距離を描いたCMで流れるのは、MONGOL800キヨサクが作曲、プロデュースした『想うた』。

 このCMシリーズが始まったのは2年前。以来、曲は同じだが詞はCMごとにストーリーに合う内容に変わってきた。今回、『姉妹を想う』バージョンを歌うのは女性ボーカリスト、thea(テア)。

 10代でオーディションに合格し、音楽活動を始めたが、思い描く歌手の像と違っていたために断念。その後、進学のために上京し、MONGOL800のカバーの弾き語りをインスタグラムにあげていたのがキヨサクの目にとまる。

 「MONGOL800の弾き語り動画を何気なく観ていたら、不思議な引力を持つtheaさんの声に出会いました。歌によって表情が変わる声、歌の世界観に入り込む表現力にひきつけられました」(キヨサク)

 theaの声は切なさと優しさが入り交じり、どこかノスタルジックでもある。聴くうちにじわじわと取り込まれ、気づくと心をわしづかみにされている。