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TBS「マスク報道」で訂正要求騒動 業界団体が「声明」公開もその後取り下げ、TBSはダンマリ

 TBS系の情報・報道番組「まるっと!サタデー」(7日放送)をめぐり、ひと騒動があった。新型コロナウイルスの感染拡大による「マスク不足」を報じたところ、番組内で取り上げられた業界団体のコメントが「取材で答えた内容と全く違っていた」と、団体側からクレームを付けられていたというのだ。

 この日の番組では、「全国マスク工業会」幹部の「当会には100社以上の企業が参加しているが(マスク不足解消のため)海外からのマスクの入荷が始まったという話は聞いていない」とのコメントが紹介された。

 だが、マスク工業会の上部団体「日本衛生材料工業連合会」は放送後、「取材には『中国からのマスクの輸入は今までも止まってはいない』とお答えした」などと、TBS側に訂正を申し入れる「声明」を出し、ネット上でも公開した。

 事実と違う放送があったとすれば問題だ。

 夕刊フジは10日、同連合会を電話で直撃した。すると「TBS側と話をし、納得した。問題は解決した。前出の訂正を求めた声明は取り下げた」と返答した。

 そこで、TBS広報部に「(同連合会が訂正申し入れを取り下げたのは)報道のミスを認めたからなのか?」などと質問状を送った。

 同広報部は「先方様には、こちらの説明をご納得いただいており、現状、申し入れなどは受けていない」と返答。放送後の同連合会の「声明」をめぐるやり取りについては「言えない」と語った。

 これでは、視聴者には放送内容が真実なのか、さっぱり分からない。

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