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【酒井千佳の気分は明朗快晴】今年は“桜の開花とともに雪” どんどん変わる季節にご注意を (1/2ページ)

 “記録的な天気”が続いています。この冬は全国的に記録的な暖冬で、雪も少ない年になりました。この暖かさの影響で早くも先週末、東京から桜前線がスタート。東京では統計開始以来最も早い桜の開花となりました。ただこの日は日中の気温が2度前後の極寒。おそらく前日は夜まで気温が高かったために花が開いたのだと思うのですが、「桜の開花とともに雪」という、前代未聞の出来事になりました。

 この時期は「三寒四温」といって、気温の変化が大きい時期ではありますが、こういった暖冬のときは大きな寒の戻りが起こるものです。今後も「咲いた桜に雪」というようなことが起こるかもしれません。

 ちなみに「平年値」とは何かご存じでしょうか。天気予報の中でも「平年の◯%の積雪」「平年より◯度高い気温」などということがありますが、これは過去30年の平均値で、10年ごとに改定されます。

 つまり、今使われている平年値は1981~2010年の平均。来年には平年値が更新されるのですが、ここ10年の異常気象や高温傾向などを考えると、大きく変わってくるかもしれません。桜の開花日の平年値も早くなる場所が出てきそうです。

 数十年というスパンで見ると、地球温暖化の影響もあり、気温が上がるとともに、生物や植物の状況も変わってきています。実際、私が子供の頃は桜は入学式のイメージでしたが、ここ10年ほどは、東京では毎年のように3月に満開を迎えています。今後、季節感がどんどん変わってきてしまうのでしょう。

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