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【ぴいぷる】遊川和彦 “努力は裏切らない”と思わないとやってられない 『弥生、三月 -君を愛した30年-』20日公開 (1/3ページ)

 ◆作品の根底にポジティブさ

 視聴率40%という記録を出したドラマ『家政婦のミタ』や『同期のサクラ』『過保護のカホコ』(いずれも日本テレビ系)など数々の大ヒットドラマを生み出してきた人気脚本家。映画監督としても活躍中だ。

 「ネガティブなことが広がりやすい世の中だけど、作品を通してポジティブなことを広めたいんです」

 作品作りのベースにあるのは、「面白い作品を作って、人を幸せにしたい」という思い。その変わらぬ志があるからこそ、逆に変わらなくてはいけないこともあるという。

 「人はうまくいったら慢心が出てくるんですよ。『このままでいいんだ』と。例えば僕が、『家政婦のミタ』をパート10までやっていたらダメでしょうね。新しいものを常に作っていかないと。人間は成功事例にすがりがちですが、今までと同じものを作っていてもダメなんですよね」

 ■「その人にしかできないことが周りの人も幸せにする」

 そんな常に挑戦し続けている彼の2作目となる監督作品が20日公開の『弥生、三月 -君を愛した30年-』。運命で結ばれた主人公、結城弥生(波瑠)と同級生の山田太郎(成田凌)の、2人の30年を3月だけで紡ぐ、激動のラブストーリーだ。

 「人にはそれぞれ、その人にしかできないことがあって、それをやり通すことが人生を豊かにするし、周りの人も幸せにするという思いを込めました」

 それは、必ずしも成功者になることではなく、与えられた環境の中で自分ができることをやるということ。

 「例えば、周りに優しい言葉をかけられる人は、それを続けることでものすごく人を幸せにしますしね」

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