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【帯ドラマ劇場 週刊やすらぎの刻~道】竜がお年寄りをだまし捕まる 「いつかはこんなことに」 (1/2ページ)

 ■先週のおさらい

 大地震直後に、しのぶ(清野菜名)たち家族を探しに福島方面へと向かった翔(菅谷哲也)が帰宅した。被災地はめちゃくちゃで、とても人探しをする状況ではなかったという。しのぶたちの住んでいた地域は津波にさらわれていた。公平(橋爪功)は、しのぶたちの無事をひたすら祈るしかなかった。

 ある日、四男・圭(山村憲之介)の息子・克夫(戸塚祥太)が車で通りかかったところ、疲れた様子の女性を見つけた。公平の末娘でしのぶの母・里子(菅野恵)だった。里子によると、しのぶはバイト先の中華料理店で地震にあい、逃げる途中に、店に忘れたピアノの楽譜をとりに帰ったところを津波に襲われたらしいという。しばらく待ったが、しのぶが戻ってくることはなかった。

 それから月日はたち、令和元年。公平は95歳、しの(風吹ジュン)は96歳。2人は変わらず、静かに暮らしていたが公平には認知症が忍び寄っていた。

 一方、公平の次男で翔の父・竜(駿河太郎)に警察の手が伸びていた。公平宅にも刑事が来たが、しのは公平には黙っていた。長男・剛(田中哲司)によると、竜は架空の土地取引でお年寄りをだまして逃げていたのだった。被害は何十億にも上っていた。農家の圭も借金を重ね過ぎて、経営が危ないという。

 翔は相変わらず毎月、福島へ津波で行方不明になったしのぶを探しに行っていた。