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元宝塚雪組トップ・たかね吹々己、ラストステージ 「美しい人」10日から京都で上演

 元宝塚歌劇団の雪組トップスター、たかね吹々己(旧芸名・高嶺ふぶき、54)が10日から京都府立文化芸術会館(京都市)で上演される、劇団とっても便利の25周年記念公演のミュージカル『美しい人』を最後に引退する。

 上演にあたっては場内消毒や入り口で手指アルコール消毒の徹底、換気設備を常時作動、開演前・幕間での換気の徹底、座席の間隔をあけるなどの対策を講じる。

 不況が深刻化し失業者の増大に頭を痛めた政府は、美術館をホームレスの収容兼展示施設に改装し、「人間園」を「美しい人」と名付けた。尊厳を奪われた「美しい人」たちは奇妙な友情と連帯を育んでいくが…。

 作曲・脚本・演出は映画『太秦ライムライト』や『葬式の名人』の脚本を手掛けた大野裕之氏。

 ゲスト出演のたかねは今公演で引退を表明。1983年、宝塚歌劇団に入団。96年に雪組トップスターに就任し、翌97年に退団。退団後は『ヴィクター・ヴィクトリア』などの舞台や、映画、ドラマで活躍している。

 たかねは「作品世界の象徴でもある『大きな鳥』という役を演じます。この作品の中での私の役割を十二分に果たせる様に、誠心誠意…若者達の精気を吸収して(笑)頑張ります! 『おいしいとこ鳥』…もとい…おいしいとこ取りでスミマセン」とコメント。

 10日午後7時、11日午後2時、12日午後2時からの3回公演。問い合わせは同劇団(090・6232・7818)。