記事詳細

【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】「スナック玉ちゃん」も臨時休業 新型コロナで夜の街は沈没危機 (1/2ページ)

 東京五輪の延期が決定した直後、お笑い界の重鎮である志村けんさんがお亡くなりになりました。新型コロナウイルスに感染してからのあまりにも早い死去に、日本中が言葉を失い悲しみにくれました。街から人が消え、日本からお笑いの大きな火が消えてしまった。志村さんも今こそお笑いの力で日本を元気にしなくてはならないという、この稼業の使命を強く持っていたことでしょう。お悔やみ申し上げます。

 偉大なる人は去ってしまいましたが、日常は続き、コロナウイルスはたくさんの人の生活や健康や生命を奪い確実に自分に近づいてきています。しっかりとした衛生観念を持って日々暮らしていたとしても、3つの「密」が加わると感染の可能性が大きくなるといわれています。

 その(1)密閉空間(2)密集場所(3)密接場面-を残念ながら満たしている場の代表が、夜の店なのです。バー、キャバクラ、カラオケ、ナイトクラブ、そして私も経営しているスナックも、もちろん含まれています。

 小池百合子東京都知事から、感染拡大を防ぐために夜の街への自粛が呼びかけられました。夜のお店を経営している以上は、お客さまを招くことができなくなり、私の経営する「スナック玉ちゃん」も12日まで臨時休業することになりました。

 オープンしてたった3年ですが、商売を続けてきて今回ほどの「耐え難きを耐え忍び難きを忍び」の状況は初めてです。赤坂店のみならず大阪店や錦糸町店も一緒に耐えることになりました。お店を楽しみに来てくださるお客さま、そして、何よりも従業員たちにも感染の脅威が近づいてきた以上は営業を続けるわけにいきません。