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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】家飲みのお供に!「プロレスラーと飲ろうぜ」 (2/2ページ)

 すべてのプロレスラーの方たちのエピソードは最高の酒のさかなです。外出自粛から自宅でもんもんとしている国民のモヤモヤを、お酒を飲みながらこの本を読んでいると、プロレスラーと一緒に酒を酌み交わす気持ちを味わうことができるのです。

 ヒロ斎藤さんと保永昇男さんのインタビューは、ベテランの職人さんと現場終わりで煮込みをつっつきながら酒を飲んでいる気持ちにさせてくれます。プロレスは主役だけではなく、名バイプレーヤーがいて成立する世界だということを教えてくれるのです。

 ベイダーは亡くなる直前の貴重なインタビューです。既に自分の寿命を悟ってしまった彼のインタビューは涙なくして読めません。

 ベイダーは猪木発案で、「たけしプロレス軍団」という設定で来日した選手でした。私もたけしプロレス軍団として活動していましたから再会を楽しみにしていたのです。その話を彼に振ってみると、本人は軍団の存在を当時から認識していなかった。この話の衝撃も、私をベロンベロンに酔わせてくれたのです。=敬称略

 ■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう) お笑い芸人。1967年6月22日生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入り。TBSラジオ「たまむすび」(金曜)、TOKYO MX「バラいろダンディ」(火曜)にレギュラー出演中。2013年から一般社団法人全日本スナック連盟会長。著書に「スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界」(講談社)、「スナックの歩き方」(イースト新書)など。

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