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仕事激減!逼迫する芸人の生命線になるか? 「#吉本自宅劇場」スタート

 新型コロナウイルスの影響でバラエティー番組の収録はストップし、営業の仕事は激減、劇場も休演が続くなど、笑いの主戦場を失った芸人たちがYouTubeへと参戦していくなか、吉本興業が新たな取り組みに乗り出した。

 吉本が22日から始めた「#吉本自宅劇場」はユーチューバーを始めた芸人の公式チャンネルや、吉本芸人の出演するネット番組企画などを集めたプラットホーム。

 「無名の芸人がYouTubeを始めても、星の数ほどあるチャンネルから発掘されるのは至難の業でしょう。プラットホームが存在することで、芸人の動画が見つけやすくなります。若手芸人もより活動しやすくなるはず」と芸能サイト編集者。

 新たな試みは「YOSHIMOTO GALLERY SHOP」。村上ショージや麒麟の川島明、カラテカの矢部太郎らのアート作品を掲載し、販売するというもの。「麒麟川島やカラテカ矢部の作品は早くも売り切れ。うまく売れれば芸人は臨時収入を得ることができます」と演芸関係者。

 芸人がファンと交流する「スナック吉本」や「純喫茶よしもと」などクラウドファンディングを利用した企画や、芸人によるエクササイズや似顔絵教室といったワークショップなど、オンラインならではの企画も盛りだくさん。

 「日本俳優連合が俳優の窮状を訴えたのは記憶に新しいところですが、仕事場を失った芸人たちも相当苦しい状況。舞台がないならアルバイトをすればといっても、バイトの主戦場だった居酒屋やバーも営業できず、収入源が完全に絶たれた今、お笑いどころではない。ダウンタウンの松本人志が生活苦の後輩芸人に100万円を無利子、無担保で貸し付けるという動きもあるそうです。そんななか、今回の動きは芸人の生命線になるかもしれません」と先の演芸関係者は期待する。

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