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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】岡江久美子さんの死は置き去りにしたくない 夫・大和田獏の涙でにじんだ言葉 (1/2ページ)

 あまりにも残酷な死を迎えてしまった。女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスによる肺炎のため4月23日、亡くなった。63歳だった。翌日午後5時過ぎ、東京都内の自宅。夫の大和田獏さん(69)はマスク姿で遺骨を抱え、報道陣にあいさつした。

 「すみません、こんな形でしか対応できないことを申し訳なく思います。久美子はいま、帰ってまいりました。こんな形の帰宅は本当に残念で、悔しくて、悲しいです。どうかみなさんもくれぐれも、お気をつけください。それが残された家族の願いです。ご苦労さまでした。ありがとうございます。静かに送りたいと思います。失礼します」

 絞り出してつないだ言葉は、涙でにじんでいたようだった。

 「コロナ感染の最大の悲劇です。志村けんさんのときも遺族は遺骨になるまで対面できませんでした。大和田さんは感染防止策をとったうえで最期の対面はできたそうです。しかし火葬の際は、立ち会えなかった。火葬場から“遺骨”が黒スーツ姿の職員によって自宅に運ばれ、大和田さんに手渡されることなく、玄関の脇にそっと静かに置かれていたシーン。そこに“岡江さん”が確かにいるのに、ポツンとモノのように置き去りにされたように見えて、こんなむごたらしいことがあるのかと涙が出ました」(情報番組デスク)

 岡江さんと大和田さんの娘で女優、大和田美帆さん(36)も母親が闘病している間、手を握ることもできなかった。死亡の知らせを受けてもコロナ感染防止のため、自宅で待機するしかなく遺骨になって戻る母親を待った。美帆さんには4歳になる女の子がおり、「親バカじゃなくて、もうばばバカなのよ」と笑顔で語っていた岡江さんは、孫の成長を喜び、「いつか孫が大きくなったら一緒に旅行に行くのが楽しみ」とうれしそうだったという。

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