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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】円卓からリモートでフワちゃんの“柔軟な”魅力再発見 『あたらしいテレビ』 (1/2ページ)

 NHKが民放との垣根を取っ払って毎年正月に放送している『新春TV放談』。その“新しい日常版”ともいうべき特番『あたらしいテレビ 徹底トーク2020』が5月10日夜に放送(同28日深夜にも再放送)された。MCは正月版と同じく杉浦友紀アナ。

 パネリストの顔ぶれがよかった。佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)、土屋敏男(日本テレビの大物シニアクリエーター)、ヒャダイン(音楽クリエーター)の常連組に加え、『逃げ恥』脚本家の野木亜紀子、メディアプロデューサーの疋田万里、さらにNHKの討論番組初出演というユーチューバー芸人のフワちゃん。

 このメンバーが、通常の討論番組なら円卓を囲むところだが、今回は各人、自宅や仕事場などからオンライン通話アプリを使って収録。いまや“コロナ的日常”として定着したリモート対話が展開された。見る側もいつのまにか、6分割された画面内のカメラ目線の6人と直接、対話しているかのように錯覚。これぞ「あたらしいテレビ」の風景だ。

 円卓からリモートへ。一瞬の違和感は数秒後に「いいね」、数分後には「テレビはこうでなくちゃ」に変わった。

 杉浦アナの作戦か、まずフワちゃんに水を向け、時には支離滅裂気味にもなるが、ヒャダインが「がんばれ!」と声かけ、他の4人も温かく耳を傾ける。なのでフワちゃんの柔らかな発想が固まることなく、それをヒャダインが深め、他の4人がそれぞれの場所から膨らませていくという流れ。みなの口から興味深い具体例やら目のさめる提言がポンポン飛び出し、テレビ好きにはこたえられなかった。

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