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【YFM 夕刊フジmusic】オーケストラとプログレが融合! 「小松左京音楽祭」CD (1/2ページ)

 数々のSF作品で日本の危機を描いてきた作家、小松左京さんがコロナ禍で再注目されている。そんな中、2019年11月30日に開催された「小松左京音楽祭」のCDがリリースされた。音楽祭に出演したプログレッシヴ・ロックバンド「金属恵比須」の高木大地が魅力を伝える。

 「小松左京はプログレですから!」-という訳のわからない説得をされて出演することとなった「小松左京音楽祭」。“変態紳士”こと高嶋政宏氏に見いだされたプログレッシヴ・ロックバンド「金属恵比須」を主宰する私としては、「プログレですから!」といわれるならやるしかない。

 しかし迷いもあったりしたのも事実。同世代(30代)に「小松左京の音楽やるんだけどさぁ」と相談したら、「F1レーサーって音楽もやるんですね!」と驚かれた。それ、片山右京さんだから。“左右”逆だから。『日本沈没』『復活の日』など名作SF小説を作り上げた小松左京氏、もっと啓蒙(けいもう)せねば。こんなご時世だからこそさらに。

 説得してきたのはスリーシェルズの西耕一氏。伊福部昭氏、芥川也寸志氏、黛敏郎氏、團伊玖磨氏ら、昭和の現代作曲家の隠れた名曲を掘り起こす名人だ。でもなぜプログレ?

 「『日本沈没』が刊行された1973年はプログレにとっても重要な年。ピンク・フロイド『狂気』、キング・クリムゾン『太陽と戦慄』など名作が生まれています」

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