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【現役看護師&週末モデル 大原茉莉奈のパラレルライフ】PCR検査業務に携わってみて

■医療従事者への差別

 今回は「新型コロナウイルスと闘う医療従事者への偏見や差別」についてお話していきたいと思います。SNS等では医療従事者へエールを、という頼もしい応援の声がたくさんあります。しかし現実は厳しいもので、コロナの最前線で働いている医療者に対しての差別や偏見は拭い切れていません。

 外を歩いているだけで批判されたり陰口を言われたり、同じ病院でもコロナ患者が入院している病棟で働いている職員が理不尽に避けられてしまう医療従事者間の差別や、看護師の子供が学校でいじめられてしまう医療従事者の家族への差別、時には看護師という職業だけで偏見を持たれてしまう場合もあるそうです。

■PCR検査業務に携わって

 私も4月頃からPCR検査業務に携わっていましたが、実際にそういった経験をしたこともあります。私の場合は医療従事者間の差別でしたが、同じ医療者なのに…ととても悲しい気持ちになりました。私たち医療従事者も1人の人間です。みなさんと同じように感染の恐怖や周りへの影響を恐れながら日々働いています。

 私もPCR検査の業務をするにあたって、感染への恐怖や自分の生活がさらに制限されてしまう不安はありましたが、家族や信頼できる友人に何度も相談し、覚悟と決意を持って検査に参加しました。そして何より私達は医療のプロです。感染しないよう、ウイルスを外へ持ち出さないよう、知識と技術と覚悟を持って患者のケアを行い、また自身の日常生活にも配慮しています。それなのに過酷な状況に加えて理不尽な差別や偏見が起こるのはあまりにも悲しすぎます。1人でも多くの人を救おうとしている私達の覚悟を受け入れて欲しい。どうか冷たい目でなく、温かい言葉を。全ての医療従事者の努力が報われることを私は願っています。

■緊急事態宣言が解除

 5月25日、全国的に緊急事態宣言が解除されましたね。3月末以降、不要不急の外出を控えるようになり、生活上の制限も増え、ストレスを感じていた方もたくさんいたのではないかと思います。あれから約2ヶ月経った今、新型コロナウイルスの感染者は激減しました。一人一人が意識して感染予防に努めた結果ですね!

 しかし、まだまだ感染の流行が収まったわけではなく、日本政府からは「新しい生活様式」の実践例も公表されています。引き続き、自分が感染しないために、周りに感染を広げないために、感染予防を引き続きみんなで一緒に心がけていきましょう。