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【立川志らべ 週間BSマップ】大英断「天守再建より町民優先」 「歴史ミステリー日本の城見聞録2時間SP 天下無双の名城江戸城徳川家に見る!災禍を乗り越えた町作り」(7月5日(日)午後9時BS朝日)

 コロナ禍ですっかり仕事もなくなってしまい、家で時代劇ばかり見ておりました。特に池波正太郎原作の「鬼平犯科帳」や「剣客商売」をどれだけ見てきたことか。改めて見てみると、以前より深く見られるのですよ。私も落語家を20年やっておりますと、江戸の地名にもずいぶんと詳しくなりました。「剣客商売」で四谷の弥七親分が鐘ヶ淵の小兵衛の家を訪ねてくるのを見るたびに、「えらく長い距離を歩くもんだなあ」と、妙に感心したりして。

 伊豆生まれの私ですが、やはり江戸が、東京が好きなんですねえ。ですから、東京を探る番組には目がないのです。

 5日午後9時からBS朝日で放送されるのが、「歴史ミステリー 日本の城 見聞録 2時間SP 天下無双の名城 江戸城 徳川家に見る! 災禍を乗り越えた町作り」は楽しみですね~。いまなお、新型コロナの対応に追われている東京。この東京の礎となった江戸を守ってきた徳川家も、幾度も降り掛かる災禍を乗り越えて町作りを進めてきたわけです。そんな江戸、東京を追求していきます。

 天下無双と呼ばれた江戸城。その天守は2度建て替えられたのですが、三代目が消失したあと、天守が建てられることはありませんでした。それは、「天守再建より町作りを優先せよ!」という徳川幕府による“英断”だったとのこと。

 天下太平の時代になると、武士のための町から町民のための町へ変わっていきます。考えてみると、そのおかげで落語ができたと言ってもいいわけです。東京の落語家にとって、江戸幕府さまさまですな。

 海外との貿易が盛んになるにつれて、インフルエンザは20回以上も流行。徳川幕府は医師拡充や療養所の新設で対応していたのです。

 くしくも、放送日は都知事選投票日。さあ、これからの東京はどうなっていくのか? 家康は、立候補してたっけ? (立川志らべ)

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