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【ぴいぷる】今こそ叫びたい…音楽は爆発だ! 渡辺真知子「コロナ禍を吹き飛ばすために“人間パンデミック”をやらないと」 (2/3ページ)

 タイトル曲の「明日へ」も1979年にアルバムの収録曲のセルフカバー。

 「20代前半に書いた曲ですが、もう一度レコーディングできたらなって思っていたんです。コロナ禍を意識して選んだわけじゃないの。コロナがなくても、オリンピックがあったわけだから、前向きに先につながっていくという思いだったけど、結局はコロナ禍の今の思いになったわ」

 コロナ禍では、やはり歌う場を奪われた。

 「ライブができないというのは、手足をもがれたというか、頭と胸だけの虫みたいで、アーモンドみたいになっちゃった感じ。動くことができない、だるまさん状態です。もどかしいですよ」

 それでも頭の中を切り替えることができたという。そこまでは、デビュー40周年の記念イベントを終えたかと思うと、ビッグバンドとのコンサート、中島みゆきの「夜会」へのゲスト出演など息つく間もなかった。

 「あれもこれもで、これからどうしようと過呼吸気味だったんですね。心の中でも遊びがないというか。30代で自信をなくし、アリゾナに留学する前みたいに、カツカツの状況でしたね。コロナ禍も必要だった時間というのかな。いい意味でのインターバルになりました」

 外出自粛中だったが、愛犬(チワワ)のキンちゃんとコンちゃんの散歩だけは続けていた。不要不急でなく、意味のある形にするために、散歩の様子をブログで上げることにしていた。そこで、運命のような出会いをすることになる。

 「美術館とか庭園とか紹介していたんですが、最後にたどり着いたのが東京・青山の岡本太郎さんの記念館だったの。改めて岡本さんを振りかえると、今こそ、こういう爆発的なパワーが欲しいと思うのよね。そういえば、太陽の塔も“現在”“過去”“未来”を表しているんですよね」

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